兵庫県宝塚市が、総額254億円もの寄付を受けたことを公表しました。
この寄付を行ったのは、同市に住む岡本光一さんと岡本明美さん。
これほどの莫大な寄付を実現できる岡本さんは、一体どのような人物なのでしょうか?
【経緯】岡本光一・明美夫妻が宝塚市に254億円を寄付!

254億円!!!!
岡本ご夫妻が寄付した理由は、市が病院の建て替え資金の調達に苦悩していると知ったことです。
岡本光一・明美ご夫妻は「市民が安心して利用できる病院を実現してほしい」との思いから約250億円の寄付とそして医療機器の購入費用として約4億円も寄付されました。
岡本さんは資産家であり、自身の財産から資金を出したと報じられており、驚いた方も多いのではないでしょうか?



ご夫妻の想いがとても素敵ですね。



岡本光一・明美ご夫妻は一体どんな方なの?
岡本光一・明美夫妻は何者?
岡本光一・明美夫妻はキーエンスの創業期の幹部だったことがわかりました。
岡本光一氏の経歴
岡本光一さん(77歳)は、現在「宝塚福祉コミュニティプラザ」を運営する財団の代表理事をされています。
そして岡本光一さんは株式会社キーエンス創業期の元幹部(常務)でした。
岡本光一さんは、創業者である滝崎武光さんと共にキーエンスを発展させた功労者で、キーエンスの3番目の社員でした。
岡本さんは30歳手前で電子技術者として失業中に、まだ無名だった中小企業のキーエンスへ入社。
がむしゃらに働き、オートメーションセンサーの開発に携わり、会社は急成長を遂げ、会社が一部上場することになったんだとか。



気づけば入社時に手にしていた株の価値が驚くほど膨れ上がっていたそうです。
1994年、会社が上場して、大きな自社ビルが完成し頃に退職します。
岡本さんは「もともと技術者だったので、人を管理するのが得意ではなかった」と話していました。
退職を決めた際に、会社に伝える理由を考え、「ボランティア活動をしたい」と伝えたという。
これが、岡本さんが本格的にボランティア的に取り組むきっかけとなっています。
岡本明美氏の経歴
岡本明美さん(75才)は、宝塚福祉コミュニティプラザ」を運営する財団の理事を務めています。
妻の岡本明美さんも、同じくキーエンスで勤務していました。
明美さんは、キーエンスの2番目の社員なんです。



岡本光一さんより前に入社されていたんですね。
明美さんもキーエンス創業初期からのメンバーで、会社の成長を支えてきた人物です。
そして、いつも岡本光一さんを支えながらボランティア活動で多くの人々を支援されています。
岡本光一氏の総資産が1800億越えの大株主
岡本光一さんは宝塚市に254億円を寄付したことで、総資産は一体いくらなの?気にになりまうよね!
では詳しく見ていきますね‼
岡本光一氏が株を持ったキッカケは?
岡本光一さんは優れた技術力を評価され、入社当時社長から「株を持たないか?」と声をかけられたいました。
それは、社長が岡本さんの才能を引き留めるためのものだったそう。



この一言がキッカケだったの!?
でも、岡本さん自身は当時、その株が将来大きく価値を上げるとは全く想像していなかったみたいです。
しかし、その予想は良い意味で裏切られ、会社が上場すると保有していた株の価値が急上昇しました。
この出来事が、莫大な資産を築く大きな起点となったのです!
岡本光一は大株主
岡本さんは、キーエンスの大株主であり、現在の保有株式・時価総額は以下のとおりです。
- 保有株式数:295万2000株
- キーエンス株価:63,600 JPY(2025年2月3日終値)
- 時価総額:1千8百77億円
(引用:バフェットコード)
さらに、2025年には1株あたり350円の配当が予定されており、配当金の総額は10億円を超える見込み。
1877億とされていますが、もしかするとそれ以上も考えられますね!
これだけでも、岡本夫妻が驚くほどの資産を持つ超富裕層であることがうかがえます。
まとめ
岡本光一・明美夫妻は何者?総資産が1800億越えの大株主って本当?についてまとめました。
岡本光一・明美ご夫妻は、キーエンスでの成功を収めた後、阪神淡路大震災をきっかけに社会貢献へと軸足を移しました。
その活動は長年にわたり続けられ、ついに宝塚市立病院の建て替え支援という形で最大規模の支援を実現。
前例のない254億円の寄付は、多くの人々に驚きと感動を与えています。
市民のために長年ボランティア活動を続けてきた彼の貢献は計り知れず、その功績は国民栄誉賞に匹敵するほどの偉業といえるでしょう。
岡本光一さんと岡本明美さんの行動は本当に素晴らしいと思います。